子供の頃からやせ形で、食べても太りませんでした。
小学生のときはお腹ペラペラで、あだ名は「いったんもめん」。
なので、ダイエットとか運動とか、したことがありません。家に体重計すらないです。
ところが、50歳になってから受けた会社の健康診断で、あれ?去年から4キロも増えてる。お腹まわりも何センチか大きくなってる。
特に食べる量も内容も、生活習慣も変わっていないのに…。
「ええっ(・・;)))!?」
思わず叫ぶと、健康診断の看護師さんが「歳をとると段々基礎代謝が落ちてくるから、太りやすくなりますよ。」
そーなんだ。それはマズイ。何か対策をしないと、いったんもめんが信楽焼のたぬきになってしまう。
加齢で基礎代謝が下がるのは筋肉量が少なくなるからで、筋トレして筋肉量を落とさないことが大事らしいです。
筋トレかー。
続かない( ・∀・)絶対。
なんか楽してトレーニングできるグッズはないかなーと探してみたら、「バランスクッション」というのがありました。
バランスボールより小さく、「ちょっと大きいフリスビー」位でコンパクトです。
海外製も含めて色んなメーカーから出ていますが、馴染みのある「タニタ」と「エレコム」のを使ってみました。
まずは体重計を購入
とにかく家に体重計がなく、自分で買ったこともないので、まずは体重計から買わなくては。
たまたまAmazonプライムデーで安かったので、オムロンの体重・体組成計「カラダスキャン」を購入。
最近の体重計ってスゴい。
買ったのは一番安いエントリーモデルですが、
体脂肪率・骨格筋率・BMI ・基礎代謝・体年齢・内臓脂肪レベルが体重計に乗っただけで瞬時に出てくる。
ちょっと楽しいー( ・∀・)
これ毎日決まった時間に計るとモチベーション上がりますね。
【Amazonで見る】オムロン 体重・体組成計 カラダスキャン ブルー HBF-214-Bタニタのバランスクッション
まずはタニタのバランスクッションを使ってみます。「タニタ」ってだけで身体に良さそうじゃないですか?
タニタにはこのバランスクッションの他にも「タニタサイズ」というシリーズで、リングダンベルや室内用縄跳びなど、手軽に始められるトレーニンググッズがあります。
消費カロリーが 14%アップ
バランスクッションを敷かずに座っているときと比較して、消費カロリーが14%もアップするそうです。
ただ、いつものように座って仕事するだけ。究極のながらトレーニングですね。
仕事がデスクワークなので1日8~10時間は会社の椅子に座っているので、この時間を「こっそりトレーニング」に有効利用したいです。
外観と空気入れ
つるつるの面と、イボイボが付いている面があります。
どちらが上とか書いていませんが、椅子の上で座布団のように使うならつるつる面が上、立ってトレーニングするにはイボイボ面が上かなって思います。でも決まりはないようなので、お好みで良いと思います。
イボイボは柔らかいので踏んでも痛くないです。
ゴムのようなマットな素材で、立って上に乗っても滑ったりはしないです。
付属品の空気入れです。購入時に上部に刺さっている針を引っこ抜いて、空気入れの先端に取り付けます。針は2本ついていますが、1本は予備かな?
空気を入れる
買った時点である程度空気が入っています。このままでも良さそうですが、もう少し足してみます。
クッションのイボイボした方に小さな穴が開いているので、そこに付属の空気入れを刺してシュポシュポすると空気が足されます。
空気を抜きたいときは、空気入れの針だけを刺した状態でクッションを押すと、シューと少~しずつ抜けていきます。
座って使う
普通に座布団のように椅子に置いて、座って使うだけです。本当にこれで消費カロリーアップするのだろうか。割とラクです。
立って使う
バランスクッションを床に置き、中心に立ち、手でバランスを取りながら姿勢をキープする。
なかなか難しいけど、集中したらなんとか出来ます。
慣れてきたら片足で姿勢をキープする。
さらに難しいけど、数秒ならなんとか…。
バランスクッションの上でスクワットする。
モデルがすみっコぐらしのとかげさんなんで分かりにくいですが、なんとか出来るけど、めちゃめちゃキツイです。てゆーか、バランスクッションなくてもスクワットはキツイです。キツイので、効いている気がする。
バランスクッションの上でV時バランス
モデルがすみっコなんで分かりにくいですが、V時バランス(してるつもり)です。
腹筋に効きそうですが、全然出来ませんっ!
立って使うのはどれもなかなか難しいけど、バランス取るのはなんか楽しいし、結構負荷もかかるのでトレーニングしてる感があります。
「ながら」運動ということで、バランスクッションの上で歯磨きしようかと思いましたが、無理無理。現時点ではそんな余裕まったくないです。
立って使うのはながらではなく、集中してするもんみたいです。
普段は座布団代わりに会社の椅子に置いて使いたいのですが、タニタは丸型で、会社の事務椅子は座面が四角です。
見た目もちょっと黒くてゴツいです。特にイボイボ面を上にして置いていると、気合い充分女子…いやオバサンみたいでアレですよね。この丸型に合うカバーも市販品では無さそうです。
そこで、タニタはおうちで立って使うトレーニング用にして、会社用はエレコムのスクエア型のバランスクッションを使うことにしました。
エレコムのスクエア型バランスクッション
エレコムのバランスクッションの良いところは、オフィスの四角い座面の事務椅子にジャストフィットするところです。さすが一流OA機器メーカーです。分かってますね。
さらに、市販の(45×45cm)のクッションカバーに入れることが出来るので、自分の好きな柄のカバーを買ってきてカスタマイズすることが出来ます。
外観と空気入れ
タニタと違い、両面がつるつるです。もちっとしています。エレコムの方が素材が柔らかくて伸縮性があります。
大きさはエレコムの方がかなり大きいです。四角いのもあってか、タニタより広々しています。また、中身が空気とはいえ、結構重たいです。
付属の空気入れです。タニタとおんなじですね。エレコムの空気入れの方が少~し大きいかな。針は1本でした。
空気を入れる
空気の入れ方もタニタと同じです。エレコムも買った時の状態で5センチ位空気が入っています。
エレコムは空気の量によってクッションの厚みを変えて、使い方に応じた厚みにすることが出来ます。
- 厚さ約5cm … 椅子の上に乗せて、働きながら体幹トレーニングが出来ます。
- 厚さ約8cm~15cm … 床に置いてクッションとして座るだけで体幹トレーニングが出来ます。また、右に記載している推奨のトレーニングをすることで、筋肉を鍛えたりストレッチが出来ます。
推奨のトレーニング方法は、箱の裏に書いてあります。
私は会社で椅子に座って使うので、買ったときのまま空気を足さずにそのまま使おうと思います。
クッションカバーをセット
そのままでは味気ない本体デザインなので、カバーをかけます。
市販の一般的な45×45cmのクッションカバーに入ります。
ニトリで爽やかグリーンのカバーを買ってきました。700円くらいでした。ニトリは他にもたくさん種類がありました。飽きたらカバーだけ変えて気分転換しても良いですね。
ちょっとへこませながら入れないと入らないので、空気入れ過ぎると入らないかも。穴をチャック側にして、カバーに入れてから空気入れると良いと思います。
カバーをかけたら一見普通のクッションにしか見えません。これならオフィスの椅子に置いていても気合い充分オバサンとは思われません。
会社の事務椅子に置いてみる
実際に事務椅子に置いてみると、大きさはジャストフィットです。
まっすぐ座らないとバランス崩すので、自然と姿勢が良くなります。一見普通のクッションなので、知らない人が無防備に座ると動揺すると思います。
うんうん、なかなかい~い感じだわ。と、早速仕事をしてみると…。
あ、高い。座高が高すぎる。。。
私の場合、元々椅子を一番低く下げた状態でちょうど良い高さになるので、バランスクッション5センチ分高くなると、それ以上椅子を下げられないので高くなりすぎるのです。
高すぎて、前のめりにならないとパソコン打てず、かえっておかしな姿勢になってしまいます。(ノートなので画面も低い)
普通のクッションみたいに沈まないので、モロに高くなってしまうようです。
椅子をまだ下げる余地のある方は良いですが、今より下げられない方はご注意ください。
モノはいいのになぁ~…残念。
結局、普段は背もたれにしておいて(何気にぷよぷよして気持ちいい)、時々パソコン使わない時などに下に敷いて、両足浮かせてバランス取ったりしています。
まとめ
タニタとエレコム、両方使ってみた感想です。
[タニタ]
- 良い点 … 小さくコンパクト。丸椅子に最適。片面イボイボなので、立って使うと足つぼマッサージにもなるのかも。
- 悪い点 … カバーがないので見た目がかわいくない。
[エレコム]
- 良い点 …大きくて広々。オフィスの事務椅子に最適。市販のクッションカバーに入るので、自分好みのデザインにできる。
- 悪い点 …エレコムのクッションが悪い訳ではないけど、オフィスの事務椅子に敷く場合、高さ調整出来ない人は注意。(これはタニタでも同じだと思います。)
タニタ、オプションでもいいからカバーあったらいいのにな。
バランスボールはさすがに大きすぎてジャマですが、バランスクッションなら場所を取らないのが良いです。
私は運動は苦手ですが、バランス取るのはちょっと楽しくなってきました。
お湯が沸くのを待ってる間とか、レンジでチーンを待ってる間とか、ちょこちょこ乗るようにしています。
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