スティックコーヒーって便利そうだなー。
特におひとりさまにとって、一杯ずつ個包装というのが良いですよね。
ボトルに入ったインスタントコーヒーは、開封して時間が経つと風味が飛んでしまいます。1人だとなかなか減らないんですよね。
時間のあるときなら、カップに乗せて一杯ずつ淹れるドリップパックが便利ですが、出勤日の朝は1秒でも時短したい。
そこで、スーパーで某有名メーカーのスティックコーヒーを買ってきました。
飲んでみると、なんかマズイ(・ω・)…。
なんか不味くて半分も飲めませんでした。
日を変えて何度か飲んでみましたが、やっぱりマズイ。
相性が悪いのかも。と思い、別の某有名メーカーのスティックコーヒーを買いなおしました。
…やっぱりマズイ(・ω・)。
ふと思いました。この後味の悪さ…コイツはもしや…
やっぱり犯人は「人工甘味料」でしたぁ!
あぁ、なぜもっと早く気づかなかったんだろう。てゆーか、スティックコーヒーお前もかよ。全く油断も隙もあったもんじゃない。
人工甘味料とは?
人工甘味料とは、アスパルテームやアセスルファムカリウムなど、化学的に合成して作られた砂糖の代替甘味料です。
砂糖より安価なため、いろんな加工食品や飲料に使われています。
代表的な合成人工甘味料
- アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)
- アセスルファムカリウム(アセスルファムK)
- スクラロース
- サッカリン
- ネオテーム
- アドバンテーム
いつまでも舌に残るような変な後味を感じたら、原材料表記を見てください。コイツらが単体もしくは組み合わせで複数入っています。
「糖質オフ」とか「カロリーオフ」とか書かれた商品は、大体人工甘味料なので注意が必要です。
自然界に存在しない、人間が工場で化学的に作った甘味料なので、安全性に問題があるという説もあります。
私の場合はそこまで神経質でもなく、健康オタクでもないのですが、安全性云々というより、単純に味が苦手なのです。
とにかくマズくて飲めないんです。
しかし考えようによっては、「マズくて飲めない」のは、身体がそれは危険だから飲んではいけないよと、防御反応しているのかも知れません。
人間の身体は良く出来ています。
本能からの忠告には素直に従うタイプです。
ペットボトル飲料なら、カロリーゼロ、糖質ゼロ、缶コーヒーなら微糖、とかは買わないようにしています。
初めて買う商品は、スーパーやコンビニなら、裏の表示を見て確認します。自販機は裏を確認出来ないので、経験上大丈夫なものを買うか、分からなければお茶を買います。
ペットボトル飲料や缶コーヒー、缶チューハイなら最初から警戒しますが、スティックコーヒーは無防備でした。
スティックコーヒーはほぼ全て人工甘味料入り
まあ人工甘味料不使用のスティックコーヒーもあるだろうと、近所のスーパーで探してみました。
裏を見ては戻し、また裏を見ては戻し、また裏を見ては戻し…これ以上は不審客だと思われそうなので途中でやめましたが、見た分は全て人工甘味料入りでした。
人工甘味料オンリーのものと、砂糖と人工甘味料のミックスもあります。
「甘さ控えめ」とか、「カロリーハーフ」とか書いているものは当然ながら、そういった表記のない普通のでも、ことごとく人工甘味料が入っています。
ブラックなら砂糖も人工甘味料も入っていないので、どうしてもならブラックのスティック買って、自分で砂糖とミルク入れるしかないようです。
1秒でも短縮したい朝には、ちょっと面倒くさいです。
アストリア スティックコーヒー
ところが、すっかり人工甘味料に心を売り渡してしまったスティックコーヒー界に、良心が残っていました。
それが人工甘味料不使用の、「アストリア スティックコーヒー」です。
飲んでみると普通に美味しく、スティックコーヒーで初めて最後まで飲めました。なんなら、おかわりしたいくらいです。
なんの抵抗もなく、飲み込める感じ。身体のKSN(危険察知能力)が作動せず、リラックスした状態でスイスイ喉を通っていく。
そうそうコレですよ。普通に飲める。探していたのはコレなんですよ。
まろやかなコクのミルキー8本入と、ブルーマウンテンブレンド&モカブレンド6本入の、2種類があります。
どちらも人工甘味料・香料不使用です。
また、インスタントですが、製造過程で極細挽きにしたレギュラーコーヒーを配合して、レギュラーコーヒーのような味と香りを出しているそうです。こだわりが感じられますね。
そこら辺のスーパーで売っていないので、Amazonで何度もリピート注文しています。
なぜ、このような志のある商品をスーパーは取り扱わないのか。ちょっとくらい割高でも美味しくて安全なら買うよ。
まろやかなコクのミルキー
クリーミーで甘さもしっかりあります。と言っても、カフェオレのようなミルク臭さはなく、コーヒー感もあります。日常で飲める、安心の美味しさです。
砂糖とミルク入りのコーヒーが好きな人が飲んで美味しいと感じる、まろやかで絶妙なバランスです。
ブルーマウンテンブレンド&モカブレンド
ブルーマウンテンブレンドと、モカブレンドが3本ずつ入ったアソートタイプです。
ちょっとプチ贅沢したいときに、気分に合わせて選ぶ楽しさがあります。
ミルキーよりコーヒー感が強い感じ。ブルーマウンテンブレンドはスッキリ、モカブレンドは濃厚。でも甘さもしっかりあります。
普段はミルキー、時々ブルーマウンテン&モカブレンドを飲んで、違いが分かる男ごっこ(女だけど)をするのもよいでしょう。
ちなみにミルキーは8本入、ブルーマウンテン&モカブレンドは6本入なので、ミルキーの方がコスパがいいです。
紅茶とココアは?
ちなみにですが、紅茶はごく普通のティーバッグに、レモンシュガーを入れて飲んでいます。レモンがなくてもとっても簡単に美味しいレモンティーが飲めます。
※レモンシュガーについてはこちら ↓↓↓
ココアも人口甘味料入りが結構あるので注意が必要です。コーヒーほど頻繁に飲まないので、よりスティック個包装が便利です。
最近はセブンイレブンのココアスティックをよく買っています。スティック5本入りで、人工甘味料不使用。甘さもちょうど良く美味しいです。
巷に溢れる人工甘味料
最初に人工甘味料というものを知ったのは、スポーツドリンクでした。
ポカリスエットは飲めるのに、アクエリアスは飲めない。大体スーパーでアクエリの方が安売りしているので、アクエリを買ってみるも、なんとも言えない後味の悪さで飲めない。。。
この後味の悪いヤツの正体が人工甘味料だと知りました。
ペットボトル飲料、缶コーヒー、缶チューハイだけでなく、アイスクリームやヨーグルトにも結構使われています。
意外なところでは、レトルトカレーにもよく使われているので要注意です。
カレーは何入れてもカレー味だから分からんだろとか思っとんのか?消費者をなめるな。ちゃんとマズいぞ。
ちなみに元祖レトルトカレー、大塚食品の「ボンカレー」は人工甘味料不使用です。さすが元祖。素晴らしい。ぜひこのまま貫いて下さい。
食品添加物すべてがけしからん!とか思っていませんが、なぜわざわざマズくなるものを入れるのか。
そもそも「砂糖」はそんなに悪者なのか?
欧米では酒税・タバコ税みたいなノリで「砂糖税」まであるそうな。
そりゃ、とりすぎると良くないけど、それは砂糖に限らず何でもそうだし。
自然の恵みであるお砂糖がそんなに身体に悪いとは思えないんですよね。少なくとも、合成人工甘味料よりは。
選択できるのならいいけど、何でもかんでも「しれっ」と入ってたりするので、もっと表示を分かりやすくすればいいのに。とも思います。
※ アストリアスティックコーヒーは「匠のカフェオレ」としてリニューアルしました。匠のカフェオレの記事もぜひ見てください。↓↓↓
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