1本ずつ個包装のスティックコーヒーはおひとりさまにとって便利な商品です。特に時間のない出勤前の朝はお湯さえ沸かせば秒で入れられます。
しかし、スーパーで売っているブラック以外のスティックコーヒーには、どれもこれも「人工甘味料」が使われています。
私は健康とか、人体に害とか、そんなことではなく、単純に人工甘味料の「味」が死ぬほどキライなのです。
そんなスティックコーヒー業界の良心、いや☆神☆とも言えるのが片岡物産の「アストリアスティックコーヒー」です。人工甘味料不使用で、普通に美味しいので何度もリピートして愛飲してきました。
そんなアストリアスティックコーヒーに、いつの間にか新商品…というかリニューアルした「匠のカフェオレスティックコーヒー」というのが発売されていました。
名前が変わっただけかと思いきや、匠のこだわり満載でめちゃめちゃ美味しくなっています。
↓アストリアの記事はこちらを読んでください。
片岡物産株式会社とは
片岡物産株式会社は食品や飲料の輸入、自社製品の生産、販売をする会社です。
海外輸入品としては、イギリスの紅茶ブランド「トワイニング」、オランダのココア「バンホーテン」といった日本でもお馴染みのブランドや、フランスの伝統的な発酵バター「エシレ」も片岡物産が輸入・販売しています。
自社開発製品にはカップ・オンで一杯ずつ淹れるドリップコーヒーのパイオニア「モンカフェ」、オシャレな抹茶スイーツが人気の「辻利」など、社名は知らなくても商品名は誰もが知ってるこだわりが感じられる会社です。
休日、時間のあるときにモンカフェを淹れてブラックで飲むとちょっと自分がカッコよくなった(勘違い)気分になれます。
その片岡物産の自社開発商品のひとつに「アストリア スティックコーヒー」という人工甘味料不使用の商品がありましたが、公式HPからアストリアが消えてて、代わりに「匠のカフェオレスティックコーヒー」になっているので、リニューアルしたのだと思います。
Amazonで購入する
この片岡物産のスティックコーヒー、アストリアのときからなのですが近所のスーパーに売っていないのです。
なのでいつもAmazonでまとめ買いしています。6パックで1,490円。1パックあたり248円。1パック6本入なので1本あたり41円です。
よくスーパーで安売りしてるネ〇カフェとかブレン〇ィなどと比べると割高ですが、美味しく飲めれば許容範囲です。
匠のカフェオレの感想
匠のカフェオレは、一人の匠の「おもいやり」から生まれたスティックタイプのインスタントコーヒーです。1箱に6本入っています。スティックのデザインもオシャレな感じです。会社に持って行っても良さそうですね。
人工甘味料は不使用。砂糖以外の甘味料は使っていません。
コーヒー鑑定士によるブレンドはアストリアのときからのこだわりで、匠は新たに砂糖やミルクにもこだわっています。「芳醇ビター」と「濃厚ミルク」の2種類があります。
芳醇ビター を飲んでみた
(コーヒー3 : ミルク1)
香ばしさ際立つイタリアンロースト焙煎のコーヒーをブレンド。
芳醇なコーヒーにミルクを絶妙に調和させた、味わい深いビターなカフェオレです。
早速、飲んでみました。180ml(テキトー)のお湯を注ぎます。ちなみに水にも溶けるのでアイスでも飲めるそうです。
お?アストリアと全然違う…。カラメルのような香ばしさと深いコク。カフェオレというより、しっかりとしたコーヒー感。
これ(゚∀゚)美味しーい!
アストリアは「人工甘味料入ってないから普通に美味しい」と思いましたが、匠は「普通に」ではない。
人工甘味料うんぬん関係なくても「かなり美味しい」。甘すぎずほろ苦で大人の味です。
インスタントコーヒーでここまで美味しいと思ったのは初めてです。いや、下手なレギュラーコーヒーより美味しいかも…。やるな匠。
濃厚ミルクを飲んでみた
(コーヒー1 : ミルク1)
ミルクと相性の良いフルシティ ロースト焙煎のコーヒーをブレンド。
濃厚なミルクとコーヒーのバランスを追求した、ほっとできるやわらかなカフェオレです。
次に濃厚ミルクを飲んでみます。
うーんなるほど。こっちは確かにカフェオレです。アストリアのミルキーよりもミルキー。生の牛乳入れたようなフレッシュ感。
甘さは結構あるけど舌にまとわりつくような甘さではなく、すっきりと自然な甘さ。
人工甘味料の甘さは問題外ですが、砂糖だけの甘さのさらにカドがとれたような、まろやかな甘みはきび砂糖の効果でしょうか。
寒い日に外から帰ってきたらまずこれ飲んでぬくぬくしたい感じ。
コーヒーとミルクと砂糖がとても自然に混ざりあって、やさしい味わいのほっこりしたカフェオレです。
パッケージにもこだわり
個包装のスティックは、手を怪我しないように角を丸くした安全仕様。さすが匠。細かいところにもこだわりを忘れません。優しさは強さです。
まとめ
芳醇ビター と濃厚ミルク、ミルクの割合が違うだけかと思いきや、それぞれ豆のブレンドも違うし、砂糖も違う。さすがは匠。こだわってるなぁ。
商品名とパッケージと中身ちょろっとだけ変えて「リニューアルしました!」ってパターンよくあるけど、これは違う。めちゃめちゃ本気でパワーアップしています。
芳醇ビターは朝用、濃厚ミルクは午後用って感じです。どちらもとても美味しかったです。この味で一杯41円なら高コスパです。さすがは匠。恐れ入りました。
ちなみにですが、人工甘味料の安全性には賛否両論あり、私個人的にはよほど大量摂取でもしなければ気にしなくても良いのではと思いますが、どうにも「味」がダメなのです。
片岡物産という会社は他の商品を見てもこだわりを感じられるので、人工甘味料不使用にこだわるのはやはり、安全性というより「味」にこだわった結果なのではと勝手に思っています。
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